絶対に捨てたい「貧乏人マインド」

成功したいと強く願っているのに、なかなか実現できないどころか、実現への第一歩を踏み出せていないな、と感じしてしまうような人が周囲にいませんか?
あなたがもし、成功する夢を強く抱いているのに、なかなか実現しないと感じているなら、そうした人たちと共通した何かを持ってしまっているのかもしれません。

成功したいと願う反面、実現にこぎつけられない人たちが共通して持っているものが「貧乏人マインド」です。
心のありようが「貧乏人」にシフトしてしまっているため、成功をつかむ足掛かりにすら、たどり着けないのです。

ここでは、よく見られる 「貧乏人マインド」について記します。当てはまるものがあったら、成功するためには是非とも今すぐに捨ててほしいことです。

(1)無理をして食費を切り詰める

食事は体を作る大切なもの。「体は資本」という言葉もあるように、心身ともに健康でなければ、成功をつかむことも遠のいてしまいます。それなのに、成功を得るための基盤となる体をいたわらない態度で過ごしていては、せっかくのチャンスを棒に振ることにつながります。お小遣いが少ないからといってランチを安く済ませるどころか抜いてしまうとなれば、成功から見放されても無理はありません。
例えば、ビッグな商談が持ち込まれたのに高熱を出して破談になる、というような事態が成功を遠ざける結果につながることは、誰でも理解できると思います。重要なプロジェクトを任されているのに、最終局面で入院してしまっては、元も子もありません。
スーパーなどで見切り品を買うために、わざわざ値段が下がる時間帯を狙って買い物をする人もいますが、これは単純に時間のロスでしかありません。たまたま買い物に行ったら見切り品があったので買った、というならまだしも、わざわざその時間帯に合わせて行動を制約するようなことをしていたら、その値切られた差額分で自分の時間を売ったと考えたら、これほど損な取り引きもないと思います。
「タイム・イズ・マネー」に照らせば、数十円を得るため 貴重な数十分を水泡に帰しているといえるからです。

(2)中古品や型落ち品が好き

嗜好にもよるので一概にいえない部分もありますが、これも前項と同様、時間をロスしている可能性が大きい行動です。より安価な商品を探すためにかける手間には、当然ですが時間を使っているからです。 時間とともに、ほかに考えるべきことがあるのに別の方向に脳を働かせていることにもなります。
その場だけ切り取れば 「お金を無駄にしなかった」ように見えますが、視野を広げれば逆の作用が働いているのです。これはチラシを比較して、より安い店に行くという行動も同じです。テレビや雑誌などで 「デキる主婦の節約術」といった企画で紹介されることが多い定番の行動様式ですが、 「成功したい」と強く思う人ほどマネてほしくないことでもあります。誤解を恐れず書けば、 「デキる主婦」でありたい人は、「成功したい」というマインドを強く持っていないことも多いので、 そもそも目指している方向性が異なる、ともいえます。
また、経済の原則からしても、これらは成功と対極にあるといえます。 あなたがもし、起業して、自分が提供するサービスや商品を、原価同然の価格で売ってほしいと頼まれたら、どう思うでしょう? また、ほとんど儲けがないサービスや商品を、好んで世に送り出す企業やビジネスマンがいるでしょうか?
正当な対価を得られるからこそ、企業やビジネスマンはサービスや商品を提供するのであって、その正当な対価から生じた利益を、次のビジネスへとつなげる。それが経済の仕組みです。だから、よく問題提起されるスーパーやコンビニなどの「廃棄ロス」を「もったいない」の一言でくくると、経済問題としては的外れになるのです。 廃棄商品をタダ同然で配れば、タダ同然になるのを待つ人が増えることは容易に想像できます。そうなったら価格などないに等しく、企業としての経済活動は遠からず破たんします。 作れば作るほど損をするのがわかりきっているのですから。
同じように、中古品や型落ち品が世にあふれることになれば、それは新規の生産活動が停滞するということですし、そうなれば企業が新たな利潤を手にする機会も減ります。
「成功したい」と考えたら、こんな社会は障害にしかなりません。 利益も何もないのに、お金が増えることもありませんし、それ以前にお金を生み出すチャンスも潰えているのですから。

(3)他人の能力や手柄を認めない

他人の手柄は自分のものに、気分のミスは周囲のせいに、という人物が、周囲に一人はいるのではないでしょうか。こんな独善的な性格では成功をつかむことなど夢のまた夢、ということは、すぐに理解できると思います。
これと関連して、「他人を認めようとしない」という考えも、成功を遠ざけてしまう要因です。 詳しくは別章に書きますが、 超一流の成功者ほど「周囲の人間を大切にする」からで、周囲の助けを効果的に得て自分の夢を実現させるケースが非常に多いのです。
周囲の助けを得るためには、その人物が持つ長所を把握する必要があります。その長所を活用しようとするのは、すなわち「他人を認める」ことです。
何事によらず自分でしないと気が済まない、という考えも同じです。 他人の能力を疑っているから、任せることができないのです。
だから「他人を認めない」のは、その人の長所に目をつぶるようなもので、いざというときに活用できないのです。

これら以外にも「貧乏人マインド」と呼べる象徴的なクセは散見されます。 以下、雑多に書き並べてみるので、思い当る節がないか、今一度、自分を鑑みてはいかがでしょうか。

(4)現状を維持したがる(収入が下がったときも相応の生活レベルには下げたがらない)
(5)住居が格安物件なのに自家用車は高級車
(6)高級車を所有した経験がないのに経験があるかのように車のよさを話す
(7)冠婚葬祭や季節イベントに多額の出費をする
(8)自分が物質的に得を感じることにしかお金を出さない
(9)お金を粗末に扱う(支払うときに店員に投げるように渡すなど)
(10)高額(高級) 商品を正規ルートで買った経験がない
(11)利用経験もないのに高級店や高級品の知識だけ豊富
(12)コンビニや100均での買い物が多い
(13)収入の使い道が雑に決められている(貯蓄に回す余裕を作れない、借金を作りやすい)
(14)環境の変化を嫌って地元から一歩も出たことがない
(15)貧乏自慢をする
(16)他人にジェラシーを感じやすい、他人を蹴落とそうと画策する
(17)何事によらず、がめつい
(18)借りたものをきちんと返却しない

特に注目されるのは、「貧乏人マインド」の持ち主に多い「見栄っ張り」という性格です。 自分を必要以上によく見せたい、より大きく見せたいという心です。みなさんも、それを示している項目が多いと感じたのではないでしょうか。
同様に「ルールなどにルーズな人が多い」のも特徴です。ルール破りが常態化している人は信用も信頼もされません。つまり人が集まってこないので、結果的にお金も集まっては来ないのです。

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